アガベ エボリスピナ ユタエンシス  特徴 用土 水やり 育て方 植え替え LAVELLI(ラヴェリ)

【多肉植物】エボリスピナとは?特徴や育て方、おすすめの用土等をご紹介【アガベ・ユタエンシス】

● アガベ・ユタエンシス エボリスピナの概要|

エボリスピナは、アメリカ・カリフォルニア州ノパ山脈を原産地とする、アガベ・ユタエンシスの地域変異種の一つになります。

現地カリフォルニアの表現で「アイボリー色の棘」という意味で、このエボリスピナの特徴である葉の先端のアイボリー色の棘から名前が付けられています。 棘を水に濡らした際は、アイボリー色から黒色に変化します。

当時に比べ直近は流通量が増えてきてはおりますが、まだまだ日本では希少な植物になります。

アガベ・ユタエンシス・エボリスピナの中でも、コレクターの中から人気の園芸品種としては陽炎(かげろう)と言われるタイプの種類があり、その名の通り先端の棘が陽炎が立ち上る様に、ゆらゆらとねじれているタイプになります。

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同じ陽炎の中でもねじれの度合いは違っており、ねじれ度合いが強いほど希少とされ、価格も高騰する傾向にあります。

また、ほかの特徴としては通常のエボリスピナより葉が短い短葉型である事が多いです。葉は枯れるとオレンジ色になり、枯れた後も丈夫で長期間朽ち果てません。

淡いグリーン色の葉と枯れ葉のオレンジ色のコントラストは非常に美しく、敢えて枯れ葉は抜かないコレクターの方々も多くいらっしゃり、エボリスピナの楽しみ方の一つと言えます。

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● アガベ・ユタエンシス エボリスピナの水やり|

頻繁には水を必要とせず、鉢の土がカラカラに乾いたら、鉢の底から水が流れるくらい沢山の水をあげてください。アガベの中でも特に高温多湿を苦手とする品種のため、水を頻繁にあげたり、常に土が長期間湿っていると元気を無くしてしまう可能性がございますので、日当たりと風通しのよい場所で乾かしぎみに管理して育てるのがおすすめです。乾燥気味の方がより調子を悪くする事が少ない傾向です。アガベの中では比較的寒さには強い品種となりますが、冬場は成長が鈍くなりますので、水やりの頻度を減らすのがおすすめです。日当たりと風通しのよい場所で乾かしぎみに管理して育てます。

 アガベ・ユタエンシス エボリスピナのおすすめの用土|

水はけの良い土が理想的です。一番簡単なものでしたら【サボテン・多肉植物の土】を購入し、鉢にあまり土を詰め込まず植え替えるとよく育ちます。他には赤玉土や鹿沼土もおすすめになります。

 アガベ・ユタエンシス エボリスピナの植え替え|

真夏よりも、春〜夏の間・秋〜冬になるまでの間に成長する傾向がございますので、秋になり鉢が窮屈そうであれば早めに一段階大きな鉢に植え替えをしましょう。冬場の休眠期にあまり動かすと調子を崩す可能性がございますので、寒くなる前にゆとりのあるサイズの鉢に植え替えるのが理想的です。

 アガベ・ユタエンシス エボリスピナの増やし方|

【株分け】が可能な品種になります。気温が上昇してくると、親株の脇から子株が出てきます。親株に着いている方が子株は成長しやすいので、ある程度大きくなったら親株ごと土から出してみましょう。ある程度大きくなっていれば子株からも根が生えています。根が無いうちに切り離す場合は、ある程度の育成知識が無いと枯らしてしまう場合があるのでご注意ください。親株と子株を両手で持ち軽く引っ張ると外れます。外れない場合はカッター等で切り落としますが、十分に切断面を乾燥させてから土に戻しましょう。切断面が乾燥する前に植え込むと腐る原因となります。あまりにも長い期間親株と子株を株分けせずにいると、窮屈になり親株の葉が変形し見栄えが悪くなるので頃合いをみて株分けしましょう。

 

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