亀甲竜 特徴 用土 水やり 育て方 植え替え 塊根植物 LAVELLI(ラヴェリ)

亀甲竜とは?特徴や育て方、おすすめの用土等をご紹介【冬型の塊根植物】

● 亀甲竜の概要|

亀甲竜とはヤマノイモ科、ディオスコレア属の多肉植物です。その名の通り悔恨の上部がひび割れを起こし、亀の甲羅の様に見える事から、和名は亀甲竜と呼ばれています。海外では一般的にディオスコレア・エレファンティペスという名で親しまれています。亀甲竜は塊根からは根とつるを伸ばし、ハート型の可愛い葉っぱを広げて行きます。大株になると小さな花が咲きます。

亀甲竜 特徴 用土 水やり 育て方 植え替え 塊根植物 LAVELLI(ラヴェリ)

日本でも古くから一部のコレクター達から愛されてきましたが、近年また人気が高まっており、小さな株であれば園芸店などでも見かける様になりました。上手くく管理できれば何十年も楽しむことができます。

塊根植物は、生育する季節によって、春秋型、夏型、冬型の3つに分類されますが、亀甲竜は、生育適温が5~20℃となる冬型の塊根植物に分類されています。

春秋は生育の度合いが緩やかになり、夏は葉を落とし休眠しますので、枯れたと慌てずに、休眠期に入ったのだと思ってください。

早ければ秋ごろから休眠開けとなり、新たなつるを伸ばしてまた可愛らしいハート型の葉っぱを展開していきます。

低温を好みますが霜が降りるほどの寒さには弱いものが多いので、0度より気温が低くなると枯れてしまうことがあります。冬は夜に室内に取り込むようにしましょう。

亀甲竜 特徴 用土 水やり 育て方 植え替え 塊根植物 LAVELLI(ラヴェリ)

亀甲竜の塊根に含まれているサポニンという成分は、犬や猫に有害です。ペットを飼っている場合、ペットが亀甲竜をかじったりひっかいたりしない様ご注意ください。

● 亀甲竜の水やり| 

8月下旬からツルが伸び始めてきたら、土の表面が湿る程度の少ない分量の水を与え、1週間程度様子を見ます。ツルと芽の状況を見ながら、少しずつ水の量を増やすようにします。土の表面を触って乾いているようだったらあげるようにします。気温が高い日中に水やりをすると根腐れの原因となりますので夕方以降に行うのがオススメです。

9月上旬から4月の成長期は土が乾いたら、たっぷり水やりをします。

9月から10月は土の中が完全に乾いている状態を確認してから、11月から4月は土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れるぐらいたっぷりと水を与えるようにします。※土の中の確認には新品の竹串を使うとよいです。

冬の寒い時期は、気温が少しずつあがってくる朝からお昼までの間に水やりをするとよいでしょう。

5月に入り葉が落ち始めるようになってきたら水やりの頻度を減らしていきます。水やりを2週間に1度にする、または竹串をさして土の中が完全に乾いているのを確認してから3日後ぐらいにあげるようにするとよいでしょう。

葉を落としている6月から8月の休眠期は水やりを止めますが、2週間に1回程度、活力剤を薄く希釈した水を塊根にスプレーすると、休眠明けにの成長に勢いがつくようになります。

水やりが難しい場合は、水を張った容器に鉢ごと浸して底面から水を吸収させるようにするとよいでしょう。水不足になると、葉が白くなったり、丸まってきたりします。夏の時期以外に枯れてきた場合も、水不足が考えられますので、注意してください。

● 亀甲竜のおすすめの用土|

水はけの良い土が理想的です。一番簡単なものでしたら【サボテン・多肉植物の土】を購入し、鉢にあまり土を詰め込まず植え替えるとよく育ちます。他には赤玉土や鹿沼土もおすすめになります。

● 亀甲竜のおすすめの植え替え時期、方法|

植え替えをする場合は、7月から8月上旬がオススメです。休眠に入る前の時期に植え替えをすると株への負担が少ないです。植え替えの前は、水やりをとめ、完全に土が乾いた状態で行います。

古い鉢から亀甲竜を取り出し、根鉢を丁寧にほぐし、腐ったり傷んだりした根は取り除きます。太い根だけを残し、新しい鉢へ植え替えます。植え替えの時に、緩効性肥料を混ぜ込むか、鉢の縁付近に指で土に穴をあけて肥料を少量入れるとよいです。

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